
積水ハウスの平屋って、ぶっちゃけ3000万円で建つの?
最近人気の平屋住宅。バリアフリーで住みやすく、開放感のある暮らしが魅力ですが、意外とネックになるのが建築コストの高さ。
特に大手ハウスメーカーの代表格「積水ハウス」で平屋を建てるとなると、「3000万円で足りるの…?」と不安になりますよね。
結論から言うと、積水ハウスの平屋を3000万円で建てることは可能ですが、条件次第では正直ギリギリ〜やや厳しいラインです。
【結論】坪数や間取りによっては3000万円で積水ハウスの平屋を建てることは可能
では、実際どれくらいの広さが目安で、どうやってコストを抑えて理想に近づけていけばいいのか?
この記事では、そんな疑問にじっくり答えていきます。
- 積水ハウスの平屋の坪単価
- 3000万円で建てられる平屋の建築例
- コストを抑えて平屋を建てるためのポイント



住宅ローンを安く抑える裏技も紹介していますから最後まで読んでくださいね。
注文住宅を建てたいけれども費用面が心配な方へ
注文住宅をできるだけ価格を抑えて建てるには、積水ハウスも含めたハウスメーカーを最低3社は比較するのが基本です。
相見積もりをとって値段を競わせると、場合によっては300万円から500万円ほど建築費用を安くすることも可能です。
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積水ハウスの3000万円の平屋は何坪くらい?





3000万円で何坪の積水ハウスの平屋が建てられるのかしら?
3000万円で何坪くらいの積水ハウスの平屋が建てられるのか気になりますよね。ここでは、積水ハウスの坪単価や建物価格を紹介します。
積水ハウスの坪単価は100万円
積水ハウスの平屋の坪単価は2024年7月現在約100万円となっています。全国平均は93.9万円ですから少し高めになっています。
積水ハウスに限らず大手ハウスメーカーは展開が広く品質も安定しているため信頼感がありますが、その分地域の工務店よりも坪単価が高くなる傾向があります。
特に積水ハウスは、邸別自由設計を採用しているので、プラン化された規格住宅よりも高くなりますが、その分ライフスタイルにあった住宅が建てられるので満足度は高くなります。
また、地域によって坪単価は変動します。需要の多い首都圏は地方に比べて坪単価は高くなりますから、下記の表を参考にしてください。
注文住宅の坪単価は、93.9万円
平均建設費 | 平均住宅面積 | 平均坪単価 | |
全国 | 3532万円 | 124.4㎡(37.6坪) | 93.9万円 |
首都圏 | 3,808万円 | 123.9㎡(37.4坪) | 101.8万円 |
近畿圏 | 3,740万円 | 127.4㎡(38.5坪) | 97.2万円 |
東海圏 | 3,604万円 | 126.5㎡(38.2坪) | 94.3万円 |
その他地域 | 3,354万円 | 123.4㎡(37.3坪) | 89.9万円 |
積水ハウスの坪単価が100万円程度ということから逆算すると
ただしこれは「建物本体価格」だけの話で、以下のような別途費用も考慮が必要です:
- 地盤改良費・外構工事費
- 設計料や諸経費
- 登記・ローン手数料など
そこで、3000万円で何坪の平屋が建築可能なのか、「建物価格3000万円」のケースと「全体価格3000万円」のケースで解説します。
積水ハウスの平屋は建物価格3000万円だと30坪前後が建築可能



建物価格が3000万円だと何坪の平屋が建てられますか?



建物価格が3000万だと30坪の平屋程度の平屋になります。
前述のように、住宅建設には建物本体の価格以外にいろいろと付帯費用がかかります。付帯費用以外に建物価格に3000万円かけられるのならば、30坪の平屋が建築可能です。
30坪というと1坪は3.3㎡ですから、30×3.3=約100㎡の平屋になります。この面積だと間取り的には3LDKから4LDKの間取りの平屋になります。
積水ハウスの建築実例を見てみると、夫婦とお子さんが2人から3人程度の家族構成だと30坪程度の家を建てている例が目立ちます。
家族構成を考えて十分な広さかどうか検討してみるといいでしょう。
建物価格のほかに、付帯工事費、諸費用が500万円から1000万円ほどかかりますから、全体価格は4000万円前後見ておくといいでしょう。



実際に見積もりをとればどのくらい必要かはっきりしますよ。
タウンライフ家づくりを使えば積水ハウスの実例集や見積もり、間取りプランを手に入れることができますよ。無料で使用できますから一度使ってみることをおすすめします。
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積水ハウスの平屋は全体価格3000万円だと20坪前後が建築可能





全体価格が3000万円だと何坪の平屋が建てられますか?



全体価格が3000万だと20坪の平屋程度の平屋になります。
家を建てる場合、建物本体以外に付帯工事費、諸費用が800万円から1000万程度必要なので、全体予算が3000万円だと建物本体にかけられる費用は2000万円から2200万円になります。
積水ハウスの坪単価は100万円なので、建築可能な平屋の面積は20坪から22坪になります。
20坪というと約66㎡。この面積だと間取り的には1LDKから2LDKとなります。仮に4人家族だとすると十分な広さとは言えませんね。
ですから、全体価格が3000万円だと積水ハウスで平屋を立てるのはちょっと難しいかもしれません。その場合は他のハウスメーカーのコストを抑えた規格住宅か、地元の工務店の住宅をおすすめします。
大手ハウスメーカー以外でもデザイン性の優れたおしゃれな平屋を立てられる中小の工務店もあります。タウンライフ家づくりなら、隠れた優良工務店をかんたんに探すことができます。
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積水ハウスの平屋3000万円の建築例


建物価格3000万円の積水ハウスの平屋の意建築例をご紹介します。
積水ハウスの平屋3000万円の建築例 ①


こちらの家は、約30坪で家族構成はご夫婦と子供3人です。
日本家屋の空間使いをヒントにした三角屋根の平屋です。一つの部屋が「食べる、寝る、くつろぐ」といくつもの機能を持つ日本家屋の特徴を生かした間取りです。




デッキとつながる勾配天井のリビング、壁と一体化したキッチンなど、限られた空間の居心地を考えた設計をはじめ、家具のセレクトもアイデアにあふれています。
家族構成 夫婦+子供3人
構造 木造シャーウッド
延床面積 98.0㎡(29.6坪)
積水ハウスの平屋3000万円の建築例 ②




右手の畳コーナーと窓際のベンチは、自然に腰掛けられ、目線が合って会話がしやすいように一般的なソファの座面の高さに設定。床材と天井材はウォールナットを採用し、木のぬくもりが感じられる空間になっています。
寄棟屋根と、濃色の陶板外壁ベルバーンを組み合わせたシンプルな外観。庭やアプローチに配した植栽が、より街並みに映えます。
家族構成 夫婦+子供1人
構造 木造シャーウッド
延床面積 95.0㎡(28.7坪)
積水ハウスで3000万円で平屋を建てるための8つのポイント


3000万円で積水ハウスの平屋を建てるためには、できるだけコストを抑えて建築することが必要です。そのためには、次のようなことがポイントになります。
- 間取りはコンパクトかつシンプルに
- 住宅設備は標準仕様にする
- 屋根は「切妻」や「片流れ」がコスパ◎
- 建物の形は正方形・長方形で整える
- 水回りは集約する
- 土地の条件を活かす設計に
- 外構は「とりあえず最低限」でOK
- 相見積もりをとって複数のハウスメーカーを比較する
間取りはコンパクトかつシンプルに
平屋は1階分しかないため、基礎と屋根の面積が広くなり、どうしてもコストが割高になりがちです。無駄な廊下や使わない部屋を減らし、生活動線を意識したシンプルな間取り設計で、建築費をコンパクトに抑えることができます。
住宅設備は標準仕様にする
キッチンやお風呂、洗面所やトイレなどの住宅設備はグレードアップすると見積もり価格がどんどん上がってしますます。
住宅設備を標準仕様から選ぶこともコストダウンには必要です。積水ハウスの標準仕様は充実しているので十分オシャレな平屋を建てることができます。
屋根は「切妻」や「片流れ」がコスパ◎
屋根は家の中でも施工費がかかる部分のひとつ。複雑な屋根形状はコスト増の原因です。片流れや切妻屋根でコストダウンを図りましょう。
寄棟や陸屋根のような複雑な形状にすると材料費や施工工数が増し、費用が跳ね上がります。デザイン性も大事ですが、片流れ屋根は施工も簡単で、すっきりとした現代的な印象に仕上がります。
建物の形は正方形・長方形で整える
凹凸の多い形状は壁面積や基礎が増えてコストアップに。建物の形は長方形や正方形が理想です。
おしゃれに見える外観でも、L字型やコの字型など凹凸が多いと、壁・屋根・基礎の面積が増えて工事費用も上がります。
整形な形にすると資材の無駄も少なく、建築の工程も効率的。結果として、数十万〜数百万円のコストカットにつながるケースもあります。
水回りは集約する
キッチン・バス・トイレ・洗面所をまとめて配置することで配管工事費を節約できます。水回りがバラバラな間取りだと、それだけで配管の距離が伸び、配管費・床下工事費・メンテナンスコストが増します。
水回りをまとめる設計は「見えないコスト」を抑える王道テクニック。また、家事動線が短くなるため、共働き家庭にも嬉しい設計です。
土地の条件を活かす設計に
整形地で南向きの土地はコストと快適性の両方で有利です。不整形地や北向きの土地は、日当たりを確保するために設計が複雑になりがちで、追加工事や構造的な補強が必要になることも。
一方で、整った形の土地に南向きで建てることで、間取りの自由度が高まり、構造もシンプルにしやすくなります。
外構は「とりあえず最低限」でOK
意外と盲点なのが外構費。ウッドデッキやフェンス、植栽などをフル装備で整えると、100万円〜300万円程度かかることも珍しくありません。
家そのものに予算を集中したい場合は、外構は最低限にしておき、入居後にゆっくり整えていくという方法もコストダウンに有効な方法。最初は駐車場と玄関アプローチに絞るのもアリです。
複数のハウスメーカーと比較する
他社のハウスメーカーから相見積もりをとってその価格を呈示することで値引きをしてもらえることがあります。
注文住宅の値引きの相場は、「建築費用の3%から10%」といわれています。ですから場合によっては300万円ほどの値引きをしてもらうことも。
相見積もりをするだけで、大幅に安くなるのですから絶対におススメの方法です。最低3社から相見積もりをするのが基本ですが、ハウスメーカーを何社も回るのは面倒ですね。
無料一括見積りを使えば、家にいながら簡単に複数のハウスメーカーから見積もりを集めることができてとても便利です。無料一括見積ならタウンライフ家づくりがお薦めです。
積水ハウスを含め大手ハウスメーカーや地元の優良工務店も加入していますからぜひ使って値下げを実現しましょう。
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【裏技】住宅ローンを安く抑える3つの方法


3000万円の予算に近づけるために、建築費だけでなく「住宅ローンの借り方」にも注目しましょう。
同じ金額を借りても、金利やローンの組み方次第で、最終的に数百万円の差が出ることもあります。
1. 金利は「固定 or 変動」だけじゃない!ミックスローンを検討
解説:変動金利は金利が低く月々の支払いは安くなりますが、将来的なリスクも。逆に固定金利は安定感がある反面、初期の金利はやや高め。
ミックスローンという方法では、一部を固定、もう一部を変動で借りることで、リスクを抑えつつ金利メリットを受けられる可能性もあります。
2. 団信の内容を見直して金利を最適化
解説:多くの住宅ローンには「団体信用生命保険(団信)」が付帯されますが、保険内容によって金利が0.1%〜0.3%ほど上がるケースもあります。医療保障やがん特約を付けすぎず、自分たちに本当に必要な保障に絞ることで、金利を下げることができます。
3. 事前審査と本審査の前に「複数の銀行を比較」しておく
解説:住宅ローンも「一括比較」が非常に効果的。ネット銀行や地方銀行、メガバンクで最大で0.5%ほど金利差が出ることもあり、その差額は35年間で100万円以上になるケースも。
また、住宅ローンの審査通過率も金融機関によって異なるため、複数社の条件を比較して最適なローンを選ぶのがベストです。
積水ハウスで難しい場合の代替ハウスメーカーは?


どうしても積水ハウスで理想の平屋が予算に合わない場合は、以下のようなコストパフォーマンス重視のハウスメーカーも検討してみましょう。
ハウスメーカー | 坪単価の目安 | 特徴 |
---|---|---|
一条工務店 | 約70万〜90万円 | 高断熱・全館床暖房・耐震性が強み |
タマホーム | 約55万〜70万円 | コスト重視。自由設計可能 |
アイフルホーム | 約60万〜75万円 | 親会社がLIXILで設備に強み |
どのメーカーも、積水ハウスほどの高級感や設計自由度はないものの、予算内で希望に近い平屋を実現できる可能性が高いです。
また、大手ハウスメーカーだけでなく実績のある中小企業も選択肢の一つに入れることをおすすめします。
中小企業の中には、自由度が高くデザイン性も優れた注文住宅を建築できる工務店も数多くあります。大手ハウスメーカーのように広告宣伝費をかけていませんから、大手ハウスメーカーよりも安く平屋の家を建てられるというメリットもあります。
実績のある中小企業も加盟しているタウンライフ家づくりなら審査基準が厳しいので優良な工務店も多いです。
3000万円で積水ハウスの平屋を建てるには「情報戦」が大切


積水ハウスの平屋は、3000万円でも「絶対に無理」というわけではありません。
ただし、こだわりすぎるとあっという間にオーバーしてしまうのも事実。コストを抑えるポイントを抑えて積水ハウスの平屋作りに挑戦してください。
- 間取りはコンパクトかつシンプルに
- 住宅設備は標準仕様にする
- 屋根は「切妻」や「片流れ」がコスパ◎
- 建物の形は正方形・長方形で整える
- 水回りは集約する
- 土地の条件を活かす設計に
- 外構は「とりあえず最低限」でOK
- 相見積もりをとって複数のハウスメーカーを比較する
失敗しない家づくりには情報を集めることが大事です。間取りや外観、デザイン設計のポイント、適正価格など集めなければならない情報はたくさんあります。
必要な情報を効率よく集めるにはタウンライフ家づくりが最適。お家にいながら、簡単に家づくりに必要な情報を手に入れられます。
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3000万円で積水ハウスの平屋を建てたいと思っている方、家づくりを失敗したくない方はぜひ利用してみて下さい。
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